SSブログ

開田高原で今シーズン初岩魚 [釣り]

ここのところフライ釣行から遠ざかっておりブログのアップも滞っている。今シーズンはコロナの影響もあり、なんとなく遠征も自粛ムード。7月ぐらいまでは、もっぱら地元の小渓へ単独でアマゴと戯れていた。まあそれはそれで楽しいんですがね。とはいうものの、どこか遠征したいなあとは思っていた。

8月に釣り友のSHUさんから開田高原へ行きませんかとお誘いがあったのだが、予定日にちょうど大雨警報のタイミングで断念。9月に入り渓流も最終月となったが、再びSHUさんから9月12日~13日にどうですかとお誘いがあり、待ってましたと参加の返信。

当日まで木曽町の天気予報を毎日チェック。天候が不安定な状況が続いており予定日も雨マークが付いており微妙。当日は朝7時に現地で待ち合わせのため、浜松を早朝3時に出発し新東名、国道257経由で恵那に入り、国道19号を走り開田高原まで。途中コンビニで朝食等を仕入れ予定通り7時前には現地到着しSHUさんと合流。

渓流釣りシーズンも9月で終了となるため、釣り人は多いんだろうなあと思いながら、どこへ入るか思案。入渓場所が決まったところで目的地に着くと、すでにルアーマンが橋の上下流に入っておりここは断念。上流へ移動しバッティングしないように釣り人の入っていないポイントへ。釣り支度をしていると地元の農家のおじちゃんがいたので挨拶すると、魚より釣り人の方が多いんじゃないかいと面白い返事。3人が入るにはちょっと窮屈なので、テレンコ2さんは入渓ポイントの下流に、SHUさんとオイラは上流へ釣り上がることに。ここのところ雨が少ないらしく水量は少なめ。SHUさんの案内で小堰堤の落ち込みをやってみることに。今シーズンは岩魚を釣っていないので、岩魚を期待してフライをキャストしてみた。数投目に反応があったが惜しくもバラシ。気を取り直しその奥の流れを攻略すると出ました。CFF RIGHT STAFF #1ロッドが曲がり気持ちいい感触。無事ランディングしたのはアマゴでした。結構派手な花魁アマゴで錆も入って黒っぽい。顔がシュッとしてカッコいいです。とりあえず第1号が釣れて一安心。お次は初岩魚をと釣り上がる。

IMG_5981.jpg
IMG_5999.jpg
IMG_5980.jpg
SHUさんに先行してもらい、攻略ポイントを教えてもらいながら魚の反応を見ていく。ちょっと深みのある流れ込みでフライへの反応がよく高活性だがバラシも多い。魚が溜まっているようだ。SHUさんも1匹目の岩魚を釣り上げ、交互に釣り上がっていく。こういった小渓流では少し深みのあるポイントに魚が入っているようだ。アマゴの次は岩魚が欲しいところ。SHUさんに交替してもらい岩魚狙い。キャスト~バシャ~サイズは小さいが今シーズン初岩魚が釣れました。結構走るのでアマゴかと思いきや岩魚でしたが引きが強くサイズ以上の感触だった
IMG_5987.jpg
その後も何匹か岩魚を追加して、もう少し上流の入渓地点へ移動。
IMG_5989.jpg
この区間も飽きないほど活性が高く、サイズは別として釣りが楽しい。秋の開田高原は意外と釣れないことが多いんだが、今回は長梅雨等で釣り人も少なく魚が残っているのかな。魚の隠れているポイントは少し水深があるところ。岩魚も腹が黄色くなっており秋色なんですね。
IMG_5990.jpg
IMG_5991.jpg
標準サイズだが尾鰭が大きく良く引きました。
IMG_5993.jpg
入渓ポイントへ戻るとテレンコさんも上がってきたのでランチに。開田高原と言えばやはり蕎麦ですね。お昼時でお客はどうかなと思っていたが、テーブルが空いていたのでそばを注文。蕎麦を食べていると釣り人がまたやってきて、やはり今日は多いなあと。さて、午後はどこへ入るか。どこへ行っても釣り人が多そうなのと、暑いので涼しいところがいいと、さらに上流の沢のようなところに入った。小規模なので交替で探っていく。意外と浅いところにも岩魚がいて反応してくれる。でも釣れるのはちび岩魚ですね。
SHUさんはお気に入りポイントで大物を狙いますがバラしました。
IMG_5995.jpg
ここは脱渓点ですが、倒木を乗り越えもう少し上流まで釣り上がってみることに。テレンコ2さんにフライの流し方をレクチャーしてもらうと、どうもフライを流した後のピックアップが早すぎるようで、魚がフライにアタックする位置まで流し切れていないことが分かった。どうしても岩からの落ち込みでフライが引っ掛かるのを懸念して、早めにピックアップする癖がついていたようだ。そこのところを修正していくと、面白いように岩魚が出てくれるじゃないですか。今回の収穫ですね。ちび岩魚が釣れるんですが、なかなか大物が出ません。水深のある反転流のピンポイントにフライを打ち込むと・・・フライが消えた。合わせるとおグイグイと底へ持っていく。ロッドは半月に曲がり大物に間違いない。しかし、#1ロッドのせいか岩に潜ってピクリともしない。テレンコ2さんが見かねてラインを持って引っ張り出し、エイヤーと岩の上にランディングさせた。しかし、岩魚が暴れティペットが切れ手で確保しようかと慌てたが・・・逃げられた。完璧に魚体は確認したものの、逃がした獲物は大きいのだ。黒っぽい錆が出た太い9寸岩魚でしたね。そうこうしていると最後の脱渓点まで来た。同じようなプールがあって大物がいそうだ。マシュマロフライを試してみるかと結び替えいざキャスト。数投目にフライを咥えた・・・だがサイズはそうでもなかった。でも嬉しい1匹でした。
IMG_5996.jpg
IMG_5998.jpg
イブニングをするにはまだ時間あるが、場所取りもしておかないとということで、ポイントへ向かいます。釣り人はいなくポイントの様子を見に行く。しばし日が暮れるのを待つが、テレンコ2さんは待つのが嫌いらしく、下流で釣りを始めた。何匹か釣り上げイブニングポイントへ帰ってきた。川の様子を見ていると、散発ではあるがライズがある。しかしライズの数が少ないので、下流のプールへ移動するとライズが頻繁にある。いっちょやってみるかとエルクヘアカディスで攻略。ライズポイントへキャストするが、なかなかヒットしない。キャスト後、下流へフライを流しアクションを入れるとグーンと当たりが。結構いい引きです。サイズは標準でしたが、この1匹を締めに夕食へ。夕食はフライマンオーナーのイタリアンレストラン花猿亭でナポリタンを美味しく頂いた。
翌日は朝から雨模様で、雷鳴も聴こえているので釣りは諦め、中津川で季節もの栗きんとんを購入し帰路へ。てれんこ2さんに往復運転してもらい楽をしました。今シーズンの遠征はこれで最後かなと。10月末まで地元の渓はできるので悪あがきをするかも。


nice!(0)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー