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天竜エリア冬の陣 [釣り]

天竜エリアも1月中旬となり釣れなくなってきましたね。釣れない時こそどうやって釣るか思案のしどころ。とはいうもののやる気のない鱒は相手をしてくれないので、いかにしてやる気のある鱒にフライをプレゼンできるかは難しいぞ。ルースニング、ウェット、リトリーブ、ドライ、チェコニンフなど攻略法は多種多様。それに会ったフライの選択、ティペットのサイズなど組み合わせもあって訳が分からなくなるよ。まあとりあえず自分の得意とするスタイルの組み合わせで攻略するのがいいのかも。ここのところ雨も少なくダムの放水もないので水は澄んで水量は減っているため、釣り人からのプレッシャーは高く釣り辛くなっている要因と思われる。

1月15日は日曜日だったがミッジフライの効果確認をしようと出かけたが、お目当てのポイントは先行者で入る隙間もないほど混んでいる。まあ休日ですから仕方ないですね。今シーズンはグランド下の実績がないので階段前の流れをウェットで探ってみた。釣れないのか釣り人はいなく貸し切り状態である。流れ的にはウェットにはいい感じで魚がいれば釣れそうな予感。徐々に釣り下っていくとスイングでゴンと来た。ラインを送ることができればよかったのだが逆に合わせてしまったのでバシャバシャとジャンプされ痛恨のバラシ。実績フライだったので針先が少し鈍くなっていた。シャープナーで研いでおけばよかったと反省。どうしても実績フライをチョイスしてしまうのだが、鱒を何匹か掛けたり根掛かりで針先が甘くなりがち。もう一度釣り下ってみたが2回目は来てくれなかった。

中島へ移動し放流ポイント付近に魚影があったのでマラブーを流してみたら追っては来るがHITまで持ち込めない。入りたいポイントはいまだに空きそうもないので堰堤下流や瀬を探ってみたが全くダメ。ノー天気さんが右岸に移動したので左岸流れ出しに入りウェットで流していくとグングンと首振りの当たり。しめしめとラインを送って余裕をこいていたら上流へ走りラインが緩んだ時にバラシ。その後にリトリーブで来たがこれもフッキング甘くバラシと釣果無しで終了。

翌日の1月16日は釣り友と中島で待ち合わせ。左岸駐車場に着くと釣り友の車の他に1台だけ。よっぽど釣れないのかガラガラだ。第1プールを覗くと水は澄んでおり風も穏やかなので川底が丸見え。これは厳しいぞと思いつつ魚影があるポイントで釣り開始。釣り友はいつものポイントへ。こちらは放流ポイント付近で狙ってみることに。やはり予想通り見え鱒からの反応はほとんどない。一度フライを追っかけるそぶりはしたもののそれ以上はしてくれない。釣り友もフライを替えながら攻略しているがてこずっている。場所も移動して探ってはみたものの思うような反応はない。リトリーブ、ルースニング、スイングと試してはみたがダメなのでドライで攻めてみた。しかしそうは簡単にはいかない。先日効果のあったエルクヘアカディスを結んであちこちキャストするものの上手くいかない。午前中は二人とも全くダメで終了。

午後の部はどうしようかと作戦を考え、釣り友は右岸に渡り第1プール下流でスタート。こちらはドライに反応があったのでもうちょと攻めてみるかとしつこくキャスト&誘い。少しラインを小刻みにリトリーブして誘っていると遂に咥えました。HITの後はお決まりの沖へ猛ダッシュのパターン。これでボは逃れたかと安心していたら中央付近の沈み岩に回り込まれラインが掛かってしまった。暫く待っていたがらちが明かないのでラインを引っ張るとティペットが切れあえなく終了。

その後は二人ともいいところがなく3時近くなっていた。放流ポイント付近で探っていると釣り友が近づいてきて、今日もダメだから3時で上がると立ち話を。これ以上やっても釣れそうもないので最後の1投してフライを回収しているとゴンと当たり。なんと最後の最後で釣れてしまいました。殺気がなかったのかなんなのか、まあ釣れてよかった。HITフライはWBオレンジでした。このフライは本当に活躍してくれるよ。

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今週は金曜日に放流が予定されているので、次回釣行は来週の月曜日にしようということに。放流効果に期待しましょう。

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