8月24日~25日の二日間、一年ぶりの開田高原フライ釣行でした。24日は現地宿泊先に9時頃待ち合わせで自宅を4時過ぎに出発。新東名ー三遠南信ーR151-R418-R153-R256-R19-R361経由で現地には8時半ごろ到着。高速を使えば30分早くなるんだけれど、高速料金ももったいないしね。現地宿泊先はフライ友のSHUさん保有のリゾートマンションなので宿代が節約できてとても助かる。

フライマンで地元イタリアンレストラン花猿亭のオーナー木曽猿さんから、現地釣り情報と遊漁券を仕入れる。増水気味でどこでやっても厳しいよってことで、とりあえず沢でやってみることに。沢といっても里川的な小規模な流れなのだが実績はあるようだ。狭い流れの両脇は夏草が生い茂りフライが引っ掛かり易い。流れもちょっと早くフライを流すポイントも限られるが、新子アマゴ達は活発に飛び出してくる。最初の一匹は何となく秋色が出てきたような綺麗なアマゴ。SHUさんは#12のフライで新子アマゴが咥えきれないのか苦戦。それでも夏空が良く似合う風景だ。





この沢を午前中やって、お昼は近くの蕎麦屋で、ざるそば2枚。開田高原は蕎麦でも有名ですから。秋には蕎麦祭りも開催されるので機会があればまた来ようかな。



午後は冷川がいいみたいなので(あくまでもいいみたいですが)、そこに入ることに。渓相としては大岩で山岳渓流的な雰囲気。増水はさほど気にならなくポイント的には岩魚が出てくれそうだ。岩裏の巻や水深がありそうな流れの緩やかなポイントを探っていくが、反応がありません。フライをパラシュートからカディスに替えてみたが、反応は変わりません。SHUさんがここは実績があるポイントとフライを流すと数投目にバシャっと黒っぽいヤマトイワナが出ました。脱渓点が近づいてきて、やっと反応があったがフッキングには至らずボを食らいました。いやはや二人で1匹と超厳しい現実でした。

イブニングをやってみようかとポイントを見て回ったが、以前のポイントは流れが変わってしまいプールが流れになってしまっていた。できそうなポイントを決めて、しばらく夕方まで車で仮眠。日没も近くなり川に降りてライズを待つ。散発的にライズが始まり、フライをキャストしていくが反応はイマイチ。そんな中、1匹目がヒット。その後は2匹を追加して終了。そのまま花猿亭へ直行し、夕食を食べながらマスターの木曽猿さんとフライ談義してまったり。SHUさんのマンションに戻り、風呂に入ってからの缶ビールがうまかった。疲れもあってその夜はぐっすり眠った。

翌朝の7時にテレンコ2さんも合流し、25日は3人での釣りとなった。この時期、開田高原はトウモロコシ目当てにお客さんが多い。我々も釣りの前にトウモロコシを畑のおばちゃんから購入。テレンコ2さんは友人から頼まれたらしく50本お買い上げ。御嶽山も綺麗に見えて、蕎麦の花との風景が印象的だ。



さて、お土産は手に入れたので、どこに入ろうかという事に。昨日は午後から冷川に入ったが、状況は厳しかったので午前はどうかと再挑戦。状況は昨日と変わらず超厳しく、反応がありません。しばらく何もない中釣り上がり、SHUさんが流すフライに初アタックがあったが残念ながらフッキングに至らず。それでも反応があったのでちょっと期待感も。初アタックがあったポイントの一つ上のプールにエルクヘアカディスをキャストすると、底から岩魚が浮き上がってきてフライを咥えた。やったー・・・本日の1匹目。ランディングしたのは黒っぽい岩魚でした。超厳しい中の1匹は貴重でうれしいものです。





結局、3人で午前中1匹と超厳しい結果と相成りました。いやはや本当に釣れないですね。お昼はテレンコ2さんお気に入りの風車でもつ煮定食、鯖みそ定食を注文。さてと、午後の部はどこに入ろうかねと思案。増水の影響が少ない西野川上流部でやってみることに。上流部なので水深もあまりなく小渓流といった渓相。それでも反応はあるので丁寧に探っていけばヒットに繋がる。フライをピーコックパラシュートアントにして釣り上がり、なんとか3人ともボは回避できた。




西野川の下流も少しやってみようという事で、様子を見がてら入ってみた。増水で遡行はかなり困難でポイントを絞り辛く1時間ほどで切り上げ。午後6時ごろ開田高原を出発しR19ーR257ー新城から新東名経由で自宅へは10時頃着。このルートは道路もよく軽快に走ることができた。次回はこのルートで往復しよう。さてと、今シーズン残り1か月は何回フライ釣行できますか。