9月11日の日曜日に釣り友sammyさんの案内で名倉川に向かった。名倉川水系は自宅から2時間圏内ということもあり新規フィールドとして開拓しようと思っていた。お気に入りだった上寒狭川はダム工事の影響で魅力がなくなったのでね。
アグリステーションなぐらで遊漁券を購入し岩魚ポイントへ。名倉川漁協管轄の釣り場は範囲が広く、どこに入るのか案内してもらえるのは有難い。先行者はいなく入渓点付近の駐車スペースに停め釣り支度。初めての釣り場はワクワクするね。川沿いの道路からの入渓はし易い。sammyさんは少し下流から入るというので分かれて釣り開始。川は雨の影響で少し増水気味で薄濁りがあるが釣りはできる状況。段差が続く岩魚が好みそうな渓相である。
岩裏や巻を探っていくが増水でポイントが少ない。平水時にどうなっているか気になるところ。ドライオンリーで勝負しようと釣り上がっていくが反応は少なく厳しい状況だ。岩裏の小さなスポットにフライを落とすと底からスーッと出てきたがヒットせず。こんな状況が続き退渓点まで来てしまった。後追いのsammyさんはTKSPでニンフの釣り。バラシがあったがやはり厳しいようだった。お昼まで1時間ほどあり、もう少し下流まで歩きやってみることに。アマゴが好みそうな流れが多く流心脇等を探ってみたが、時々チビアマゴがパシャっと出る程度で午前の部は釣果無し。朝方は涼しかったが日中は気温も上がり汗だくになる。
昼食を食べながら、思いのほか厳しいなあと話しつつ午後は別の支流へ入ることに。なんとか1匹を掛けたいと怪しそうなポイントを探っていくが、やはりそううまくはいかない。次第に気が緩んできてフライを枝に引っ掛けたりティペットが絡んだりとよろしくない。そうこうしていると、ここはいかにもといったポイントが現れた。ここは勝負と半沈パラ#13を結び、フロータントもしっかり施しキャスト。流れの中間でチビアマゴがフライを追ってきた。反応は良さそうなので岸際のレーンを流すとピックアップ寸前んで出た。しっかりとフライを咥えている。意外と引きが強くサイズは良さそうだ。無事ネットインしたのは顔が尖った秋色の鰭ピンアマゴ。これ1匹で疲れがふっとんんだ。サイズは7寸ほどだが綺麗な魚体に大満足。