先週末は3連休で、土曜日に山中湖へワカサギ釣りに出かけた。この時期はワカサギ釣りが恒例行事となっているのだが、ここ数年は不参加となっていた。出発が朝早いのと寒いからというヘタレが理由。ワカサギ釣りは諏訪湖が通例だったが、一昨年、昨年と釣果が芳しくなかった模様。昨年山中湖に単独釣行した浜平さんが200匹釣ったというので、今回はおやじ仲間5人で山中湖ワカサギ詣でとなった。



 



今回久々にワカサギ釣りに参加したのだが、行くまでにひと悶着。というのは、おやじ仲間のグループLINEがあるのでワカサギ釣りの日程は分かっていたし、オイラも行く気満々で針外しの自作ネタを投稿したりして、みんな分かっているものだと思っていた。金曜日にリーダの鋸屋さんに出発時間を問い合わせたところ、なんか噛み合わない会話となってあれあれ・・・?ここのところ不参加だったので、えっ・・行くの?って感じ。ボートもオイラを除いた4人分しか予約してないから貸しボート屋に空いてるか聞いてみることに。早速空き状況を確認すると、手漕ぎボートなら空いてるのでOKとのことだった。ボート追加予約してから鋸屋さん、予約係の浜平さんにも連絡入れ参加が決まったって訳です。ワカサギ釣りといえばドーム船が人気で、こちらは早めに予約しないといけませんが。トイレ、電子レンジも完備してるし、室内なので寒さも問題ないしね。



 



ワカサギ釣りに行くのに準備が必要です。まず、釣り道具は揃っているか確認。竿は浜平さん作のワカサギ和竿に両軸リールをビニルテープで固定。ワカサギ6本針仕掛け6組、錘数個、紅サシ(餌)用ハサミ、お持ち帰り用のクーラーBOX、竿掛けは所持品でOK。新たに揃えたのは、ジップロックと自作針外し。お手拭き用の手ぬぐいも忘れずに。



お次は防寒対策として、ヒートテックを購入しようとイオンモールに出かけたら駐車場が満状態。こりゃ時間がもったいないと思いお気に入りのワークマンへ。ブーツ、靴下、手袋、インナーを購入して5000円ちょっととお手頃。アウトドア衣類はワークマンがお薦めです。上着は愛用のユニクロ防風ジャケットとパンツ。後はニット帽、マフラー、サングラスも。帰りに温泉によるので入浴セットも準備して完了。



 



今回は便利グッズとしてワカサギ針外しを自作してみた。You-tubeに作り方がアップされてるので、それを参考に必要部品をメモ。使用するのは、鉛筆用アルミキャップ(内径約8㎜)4個、プラスティック目玉クリップ大(50㎜幅)、M4ボルト(25㎜長)、M4ナット8個をホームセンターと百均ショップで部品を購入。釣ったワカサギを入れておくバケツの代わりにタッパー(深タイプ)も新調。針外しは、プラクリップにボルト用の穴を1㎝感覚で錐とドリルを使い4ヵ所開け、M4ボルトを通してM4ナットで固定。ボルトの先にM4ナットを嵌めて瞬間接着剤で固定。アルミキャップのスリットを上にして挿入すれば30分ほどで完成。釣り道具屋でも1000円ぐらいで売っているので、手間が惜しい人は買った方がいいのかも。自作品は愛着が湧くし作るのが好きな人向けだな。使い勝手は現場で試すだけ。



浜松を3時半に出発し、道の駅で宮ちゃーを拾い、5人組は山中湖を目指す。ネオパーサ沼津で朝食とトイレ休憩。新東名御殿場ICから138号線経由で目的地の山中湖湖畔へ。7時前に貸しボートの魚安に到着し遊漁券、ボート代、紅サシ(餌)を購入、占めて2700円。手漕ぎボート用の救命ジャケットとお尻にひくマットは無料で貸してくれる。




釣りの支度をして桟橋から手漕ぎボートに乗り、沖合のブイ周りに係留。昨年実績のあるブイに浜平号が係留したので、その後ろに鋸屋さん、オイラの順に縦列。朝方は気温と水温の温度差で湖面に靄が漂い幻想的な景色。富士山も間近に雄大で美しい姿を見せている。ロケーションは最高ですね。後はワカサギが釣れれば言うことなしですが。








紅サシを付けるのに針が小さいので結構面倒なんですね。1匹の紅サシを二つの針に付けてから、真ん中をハサミで切る要領です。ちょこっと付いてればいいので適当にやります。さて、いよいよ今季初のワカサギ釣り開始。隣で鋸屋さんの魚探がピーピーと鳴っている。水深は12mで底辺りにワカサギがいるらしい。仕掛けの下に錘が付いているので、着底するまで降ろし少し巻き取って竿を上下させ当たりを待つ。浜平さんに待望のワカサギが来ました。しばらくしてオイラの竿にも当たりがあり2匹ゲット。幸先がよいかと思いきや後が続かない。それでも単発的に釣れることは釣れる。ワカサギの群れが回ってくれば6本の針に全部鈴なりになることもあるんですが・・・。群れが小さいのか本日は厳しい状況が続く。釣れなくなってきたので3艘縦列をやめて各自単独で他のブイへ移動。


 


新しいブイに係留し釣りを再開。しばらく当たりが来なかったが、1匹づつながら連続でヒット。たまに2匹が掛かるが、それ以上はなし。なかなか釣果が伸びません。釣果を伸ばすには2本竿もありなんですけどね。今回は1本しか持ってないし餌を付けるのも面倒なんで特に問題なし。マイ竿の調子に関し、素材は竹なんですが、もうすこし細身にして柔らかくてもよいかなと。ただし、あまり削りすぎると強度面で心配の面もでてくるし。グラスの穂先にすれば折れることもなく柔らか目になりそう。来期はグラスで自作もありですね。穂先を替えられるワカサギ電動リールがあるけど、結構いい値段だし年に1回の釣行にそこまでお金をかけるのもねえ。レンタルしてどんな感じか試してみるのも手だけど。




天候はというと風も穏やかで寒さはそれほど感じない。午後から少し風も若干出てきたが寒さが身に染みるほどでもない。午後も同じように当たりは少なく、終了予定時刻の3時が近づいてきた。遊漁としては日没までOKですが帰りの時間もあるんでね。ちょっと早いけど、宮ちゃーを先頭に徐々に岸に上がることに。手漕ぎボートだけど、左右の力バランスが意外と難しくボートが真っすぐ進まない。距離はさほどないので何とかなりますけど。



当日の竿頭は浜平さんで110匹、続いて宮ちゃー80匹、ペンキ屋さん60匹、鋸屋さんとオイラは同じで47匹。全体的に釣果は伸びず。ドーム船では300匹ほど釣れたという情報。




帰りに富士の湯で温泉に浸かり、疲れを癒して家路に。まあ、釣果はさておき、楽しくおやじ達が一日遊ぶことができてよかった。また来年が楽しみです。ワカサギは唐揚げにしてマリネにしました。