3月は寒い日が続いていたが、4月に入り春の温かさが訪れ、桜も見ごろとなってきた。そろそろ岩魚の顔も見たいと思い、馴染みの豊川水系に出かけることに。46日の土曜日8時前に自宅を出発し、新東名-R257経由で目的地を目指す。街道沿いには桜や花桃が咲き誇り、運転していても気持ちがよい。コンビニで昼飯と日釣り券を購入し目的地まであと少し。雨が少なく川は渇水の状況となっている。


 


街道から山道に入り豊川水系支流沿いを走ると途中の公園駐車場に2台車があり、ルアーマンが道路沿いに下流へ移動していった。公園上流方面に入りたかったので、更に上流へ向かった。幸い入ろうとしていた区間は釣り人もいなく道路脇の空きスペースに駐車し釣り支度。駐車場所から道路沿いを下流方向へ歩き入渓のため斜面を降りていくが、棘の鋭い低木に邪魔され難儀する。入渓ルートをちょっと誤ったなと反省。


 


渇水でははあるが、イワナが潜んでいそうな岩裏の深みやポイントは続いている。カゲロウやカディスも飛んでおり期待できそうだ。水温は9℃と前回3月の時より上がっている。しばらく反応がなく大丈夫かいなと思っていたが、ゆっくりフライを流していくと、いきなりジャンプするように水面を割った。残念ながら最初のアタックはヒットさせることができなかったが期待出来そうな予感。


 


フロータントを細目に塗布して釣りあがり、いいポイントが見えてきた。中央へフライをキャストするとヒット、いい手応えがロッドを伝わってくる。



無事ランディングしたのは7寸岩魚でした。今シーズンの初岩魚となります。ダム工事の影響で心配していましたが、しっかりと岩魚も生息していたことに感謝。





岩魚が咥えてくれたのは#16パラシュート。


初岩魚に会えた安堵感もあってしばし休憩。気をよくして釣りあがって行く。クロマダラカゲロウが浅瀬の川岸にウジャウジャ。この時期はよく遭遇する。







またいいポイントが現れた。いかにも岩魚が出てくれそうなポイントで、左側のバブルが見える岩沿いの流れを狙う。




一投目でフライを咥えました。初物よりサイズアップで、この魚もよく太ったいい岩魚です。ロッドもかなり絞られました。




今回のフライは#14パラシュート。ハックルがちょっと長め。


12時を回っていたので、午前の部はここで終了し駐車ポイントへ戻りおにぎりを食べる。おにぎりの具はお気に入りのアサリしぐれです。これがコンビニに置いてあるとテンション上がる。


午前の部は岩魚2匹だったが、7寸と9寸弱とサイズはまあまあでおいら的には十分満足。





午後の部は駐車ポイントから川へ降りて釣り再開。釣りあがってすぐにいいポイントが現れた。



あまり近づかないように手前から探っていくと、岩沿いの流れでライズ。これを見逃すわけもなく、フライを1mほど上流に着水させ、ドラグが掛からないように流していくと・・・ヒット! 8寸のいい岩魚でした。



その後は、反応悪くプールまで来たところで退渓しちょっと時間的には早いが納竿とした。予想外にいいサイズが釣れたので満足の釣行になりました。岩魚が釣れる渓は大切にしたいですね。