毎年恒例でワカサギ釣りツアーを11月23日に予定していた。ところが、その日は水防団の忘年会とかち合ってしまった。町内の班長をやっているので忘年会を優先。今シーズンは諦めかなと思ったところへ、浜平さんからワカサギ釣りのお誘いがあり、11月9日に山中湖へ。浜松を4時半に出発し、東名高速の御殿場IC経由で目的地の貸しボート屋『魚安』には7時過ぎに到着。天候は曇りでそれほど冷え込んでいない。受付に行ってみると小屋が締まっており、少し待つことに。そのうちに魚安の主人がドーム船から帰ってきたので船代、遊漁代、餌代占めて2700円を支払う。一人乗り手漕ぎボートでの釣りとなるので、ポイントまでは自力で漕いでいく。桟橋からさほど遠くないないので時間はかからない。






浜平さんのボートと連結し釣り支度。一年ぶりなので準備に戸惑っている間に、相棒はコンスタントに釣り上げている。まあ焦ることなないとやっと仕掛けを落とすと・・・あれあれカウンターの水深は4.3mを示し停止。山中湖は10mぐらいはあるんだが・・・。おかしいなあと電動リールを確認すると、ライン止めに固定されていた。昨年は諏訪湖に出かけたので、水深はそのままになっていた。相棒には当たりがあるのに釣れないのはそのせいだった。ライン止めを外すとカウンターは水深11mを示したと同時にプルプルと心地よい反応。そんなことで、出足はかなり遅れてしまったのだ。仕掛けが底に着くや否や竿先に当たりがでる。群れがいるうちに手返しよく数を釣らないとね。そんな心配は関係なく、お昼になっても当たりが止まることがない。おかげで昼飯ものんびり食べていられない。おにぎりを頬張りながらリールを巻き上げワカサギを水槽へ。いやはやボートの上は忙しい状態で嬉しい歓声が。午後になって陽射しも出てきて気持ちいいですね。富士山も雲間から姿を現しました。





ワカサギのタックルだが、DAIWAの電動リールに先調子の穂先Sと角度調整のジョイント。仕掛けは2号5本針に重り2号。当たりが散発になったら竹竿に手動両軸リールもやってみるつもりだったが全く出番はない状況。それでも朝方より活性は少し鈍った感じになったが、誘いを入れながら数を伸ばす。仕掛けを巻き上げてワカサギが水面近くに来た時に大きな魚体が見えた。なんと、ブラックバスが針に掛かったワカサギを追いかけてきたのだ。ワカサギを咥えてハリスを切られてしまった。当日は同じように3回もブラックバスを目撃。相棒には違ったお客さんが・・・。その正体はニゴイでありました。時間はかかったがワカサギ仕掛けで釣り上げた。相棒のタックルは3Dプリンター製のリール部分に電動消しゴムを組み合わせたもの。2500円+1000円とコスパはいいですね。穂先は真竹の自作削り穂で10本、調子の違う穂を10本用意していたが、こんなに釣れたんじゃ替えてる暇がないが、数本は試し釣りができたようだ。








結局、当たりは納竿午後3時ごろにまで遠のくことはなく、時間が過ぎるのが早く感じた。こんな釣りの時もあるんだね。釣果は浜平さん312匹、オイラが204匹とまずまずった。100匹もの差がついてしまったが、その違いは何だろう。理由その一つは、餌の紅さしを半分に切って使っていた。餌を切ることで体液が出てワカサギを寄せる効果。その2、釣ったワカサギを入れる水槽をボートの外に固定し、取り込みまでの時間短縮。まあ後はアームの差かな。数を伸ばすには手返しをいかに効率よくできるかがキーでしょうか。帰ってからワカサギを水洗いし、ジップロックに小分けし冷凍保存。これでしばらくはビールのお摘みになりそうだ。




寒くて風がある時はドーム船が暖かくて快適だとは思いますがね。機会があればもう1回出かけてもいいかな。