お正月だと思っていたらすでに1月も中旬に差し掛かりました。1月14日は気温も上がり釣り日和となり、友人と天竜川フライ専用区へ今年2回目の出撃。いつもの通り中島駐車場で9時半ごろに集合。平日なので釣り人は少なく左岸の空いているところでスタート。気温は高いのだが北西風は意外と強い。友人は第1プール下流の流れをWETで攻略。こちらも、なかなか当たりがなくあちこち移動。フライは前日に巻いたウーリーバーガー#10で探っていたが、冬場の渋い時はサイズを落とすと有効かと思いフライチェンジすることに。フライボックスを開けると#1214のマラブーがあったのでこれをセレクト。カラーは淡いオレンジで実績があり好んで使っている。

第1プールの石が入っている浅場から下流を流してみることに。フライが軽いので、なるべく川底へ沈めるようにスイングではなく送り込んでいく。しばらくやってみたが、なかなか当たりが出ず時間が過ぎていく。それでもライズが時々あり期待はできそうだ。流し切ったあたりで少しホールドしていると、ついにゴンゴンと首を振る手応えが。前回は3バラシしてしまったので、今回はバラさないように慎重に鱒を寄せてくる。この手ごたえはたまりませんね。鱒が弱ってきたところで一気にネットイン。今年の初鱒は53cmの赤いほっぺでした。今シーズンは友人と二人での釣行なので、お互いにカメラマンになって自分が写っている貴重な写真が手に入るのはうれしいね。







前回好調の友人はボ、午前中はこの1匹で終了し、早めのランチで午後の部をスタート。午後は右岸へ渡りやってみようという事に。ランチ時にやってきた若いフライマンが堰堤下で早々とヒットさせていた。こちらも負けじと堰堤上からフライを送り込んでみたが全く当たりがなく右岸へ移動。どこへ入ろうか悩んだが、堰堤下流の瀬下からやってみたがどうも当たりが出ない。友人も前回とは違って苦戦中だ。中央大岩からプールセンター付近へキャストしゆったりとした流れに乗せ、フライを沈めながら流していく作戦に。フライ先行で流れるようにコントロールしながら探ってみる。対岸のダブルハンドでオーバーヘッドキャストのフライマンがリトリーブでヒットさせている。リトリーブが有効そうなので、こちらもラインの回収時にリトリーブをしてみたが、そうはうまくいかない。ここでフライををオリーブカラーに変更し、しつこく攻めていると待望のヒット。これも首を振り振りでリールファイトを楽しませてくれる。無事ネットインしたのは同じく53cmと両目が開いた。厳しい中での2匹目は嬉しいですね。







この後に1回当たりがあったがヒットまでは至らず。午後3時も回ったので納竿としたが、友人はボを喰らってしまった。1月、2月は活性も低く釣れなくなってくるので、どうやって攻略するか悩むところです。今回の良かった点はフライのサイズを落とし、川底へ送り込むように流すことでヒットに持ち込めたことだ。今回実績のあったフライも紹介しておこう。フライとしてはシンプルなマラブーでサイズは#1214。カラーは淡いオレンジとオリーブでタイイングも簡単である。オリーブカラーの方はソフトハックルとしてパートリッジを使っている。フックはTMC3769だがTMC3761でもいいかなと。








ウェアーであるが、前回の釣行で足を滑らせバランスを崩し、ヒップブーツに水が入り靴下までびしょびしょになってしまった。寒い冬にはちょっと堪えますから、新たに長靴タイプのウェストハイウェーダーを新調した。これでちょっと膝をついたぐらいでは浸水しないので安心だ。