高齢者へのコロナワクチン接種が始まったが、まだまだ収束までは時間がかかりそうだ。東京オリンピックも目前に迫ってきているが開催の是非についても難しい選択が迫られる。

さて、コロナとは関係ない自然の中で癒されようと地元の渓に出かけた。ここのところ農園関係が忙しく、なかなか釣りに行けてなかったのでちょっとテンションも上がる。もちろんジムニーに乗ってね。普段は平日アングラーで釣り人との遭遇は少ないのだが、土曜日ともなるとやはり釣り人の車が多いですね。入ろうと思っていたポイントには車が駐車してあったので、少し下流へ戻り釣り上がることに。

本日のパイロットフライはアダムスパラ#14をチョイス。フライ選択に迷ったら取り敢えずアダムスを結んでみることが多い。渓流沿いの道路から流れを覗くとアマゴが確認できた。川へ降りてキャストしてみると数投目のピックアップ寸前にフライにアタックしてきたが合わせきれず。こういったことは経験的によくあるんですね。もう少し慎重にピックアップのタイミングをギリギリまで待てるかどうかが勝敗を決める。先ほど見えていたアマゴもどこかに潜んでしまったらしく見当たらない。普段なら反応してくれるポイントでは全く反応がない。新しい足跡もあることから先行者が入っているせいであろう。この渓は全体的に浅くチャラ瀬が続くため、少し水深のあるポイントは攻められやすいからね。小さなポイントも丹念にキャストしていくと、チビアマゴがピシャっと出てくれるが合わせきれない。やっとフッキングしたかなと思ったが甘くてバラシ。今日はボかなと思いつつ、普段なら退渓するところだが、1匹欲しいなあともう少し上流までやってみることにした。

諦めが悪いこともたまには良い方向へ向かうこともある。いかにも出そうな流れにキャストするとフライを咥えてくれた。サイズは別として尾鰭も綺麗なアマゴをデジタルキープできた。





1匹釣れたので良しとしようと思ったが、ちょっと欲が出てもう少し釣り上がることに。チャラ瀬が続いた後はプールが現れたりと渓相の変化がある中、なかなか2匹目が出てくれない。今回は最初に結んだアダムスパラでずっと釣り上がっている。ティペットも同様に交換なしで来ている。ウィンドノットは数か所あるんですけどね。そうこうしているといい流れが現れた。うまく流れにフライを乗せることができ、1mぐらい流れたところでヒット。ロッドを伝わる感じでまあまあのサイズなのが分かる。ランディングしたのは7寸アマゴであった。この渓では十分なサイズである。





このサイズが釣れたことで本日の釣行はほぼ終了。退渓ポイントがよくわからないので、川通しで戻り、途中でカーブミラーが見えたので斜面を登り林道に出れた。てくてくとジムニーまで戻ると午後2時になっていた。遅い昼食としてカレーパンとデニッシュを食べて帰路に。ちょっと渋かったが久しぶりのアマゴに満足でした。



ジムニーは林道が似合うね。なんて自己満足するのであった。