アレキサンドラは頼もしいわい

11月に入っても暖かい日が続いいていたが、昨日は冷え込んで風も強く釣りは諦め。天気予報では今日も強風となっていたが、朝の状況では風もそれほどではないので、いつもの時間に天竜エリアに出釣。中島で釣り友の宮チャーと合流して釣り支度。川を覗くと右岸に釣り人3人と左岸に1人で空いている。水量は前回より少ない感じでライズもなくあまり期待できそうにないが、右岸左岸に分かれて釣り開始。宮チャーは前回＃6ロッドを破損してしまったので＃５でルースニング、こちらはシングルハンドスペイで攻略することに。

左岸第2プールの流れ出しから順に釣り下ってみたが全く当たりすらない。少しラインを緩めると根掛かり頻発であったが、無理に引っ張らずラインを送りこんでソフトに対処すれば外れてくれた。それでもダメな場合は下流まで歩いて方向を変えロールキャストなどを打ってなんとかフライロスなし。フライはブラックマラブー＃10でしたがアピールできませんでした。そうこうしているうちにお昼のチャイムが流れ右岸河原でランチ。車まで戻るのが面倒なので、最近はこのスタイルでやっている。

午後は宮チャーが右岸でルースニング、オイラは左岸に渡り第1プール上流の瀬からの流れ込みで流してみる。期待してみたが全く当たりがありません。宮チャーも第2プールから釣り上がってきて、第1プール下流でなんとヒットさせている。左岸から眺めていたが取り込みでバラシたようだ。貴重な獲物だっただけに残念だね。

宮チャーは早上がりして帰路に、こちらはもう少し粘ってみたが全く無反応で午後2時で中島に見切りをつけた。まだ明るいので気になっていた雲名でシングルハンドスペイを試すことに。雲名橋下流の左岸河原には車はなく、釣り人はバイクできた地元のルアーマンのみ。

状況を聞いてみるとライズもなくやる気が起きないよって言ってました。当たりもないようで、ルアーよりフライの方が釣れてるようなのでフライに変更しようかなってぽつり。期待はできそうもないが瀬頭を攻略することに。

風は穏やかでキャスティングには支障はなく投げやすい。しかし、疲れのせいかミスキャスティングが多い。フライがくしゃくしゃと落ちて釣れる気がしない。下澤さんのビデオを思い出しながらキャストの修正。ちょっとコツをつかんだようでいい感じになってきた。何回かスイングさせるとコツコツと待望の当たりが来たがノラーズ。そうそう、フライはブラックマラブーから昨日巻いたアレキサンドラ＃10に結び直してます。ちょっとやる気が出てきて丁寧に瀬頭を流していくが、なかなか次の当たりが来ません。ライズを2回ほど目撃、すこし活性が上がってきたかとしつこく流していく。ラインを送りスイングに入った時に根掛かりのような感触。やっちまったかなと思いつつロッドを立てるとググっと生体反応が。待望のヒットです。ガバガバっと暴れた後、グングンと上り始めたので上流へ小走りしロッドとニジマスの角度を保ちつつ走られないように耐える。ここのところバラシが続いているのでロッドを立てないようにして岸際の浅瀬に無事ランディング。久々の獲物にほっとし、これで本日は終了とした。サイズは56㎝とまあまあでしたね。ニジマスも疲れたのかしばらく岸際で体力を回復してから流れに戻っていった。

アレキサンドラは見た目も綺麗でマテリアルも高いものではないし、タイイングも割と簡単なのでお気に入りのWETフライの一つ。ニジマスへのアピール度も高く実績は充分ある。いざと言う時に頼りになりますね。もう少し巻いておかないといけないなあ。

明日の金曜日は放流日なので、今週末は釣り人で混み合いそうだ。

コメント 10

シングルハンドスペイのウェットで狙い通りのグットサイズのニジマス釣れて良かったですね！
キラキラルアーや、もじゃもじゃフライばかり見ているニジ君にはトラディショナルなウェットフライが効きますね！
Tight lines!



by shimmy@reborn整骨院 (2021-11-26 10:40) 

shimmy@reborn整骨院さん
wetやるには良い流れが必要ですね。
それとフライを沈めて流れに乗せないと喰ってくれませんから、キャスティングとラインのコントロールが大事。
水中をイメージしてヒットした時は格別です。
ティペットは1.5号なので大物が掛かっても大丈夫。
simmyフライを頂いたのでまた大物を狙ってみます。
by 無糖 (2021-11-26 16:42) 

フライフィッシングで釣れない時は、どうしても使っているフライが正しいのか疑心暗鬼になってしまいますね。
でも、これなら！というフライがあると、期待感が高まるような気がします。
信じているフライでの良型キャッチ、おめでとうございました(*‘∀‘)
by よねさん＠鱒美 (2021-11-28 17:38) 

よねさん＠鱒美さん
おっしゃる通りで、前回は釣れたのに今回はダメだなと言う時は特にフライが合ってないのかって考えちゃいますね。あれこれ替えてうまくいく場合もあるし全然だめってこともありますね。魚のスウィッチが入ってない時はどうしようもないですから。天然河川では天候や水量など環境条件が変わってくるのでそれを考慮した攻略が必要になりますが、経験値が結構大事になってきますね。
天竜エリアも次第に寒くなって、益々厳しくなってくるのでどうやって喰わせるかも楽しみの一つと考えましょう。
by 無糖 (2021-11-30 11:33) 

かっこいい魚が釣れて良かったですね。竿を立てるとバラシやすいのですか？どうも今年の魚はバラシが多い気がします。バラシを回避するやり方があるのでしょうか？


by ノー天気 (2021-11-30 19:15) 

経験的に長いロッド程立てては駄目だと思います。
ヒットして走ったら岸側にロッドティップを低めにテンションを緩めない様にして、出てるラインを回収してリールファイトに持ち込む感じ。
ロッド立てると下から食い上げた魚が水面に飛び出して外される可能性大きいのとフックポイントに上向きの力が掛かるので外れ易くなるなるのかなと経験的に思います。
小さいフック程外れ易い様にも思います。
バーブレス専用に設計されているフックは外れにくいですよ。
例えばニンフ用ならTMC2499SPBLお勧めです。
by shimmy@reborn整骨院 (2021-12-01 14:58) 

ノー天気さん
どうもです。やっと釣れたって感じですね。ボと1匹では雲電の差ですから。
竿を立てるとバラシ易いってのは経験でそう思えますね。渓流でサイズが小さければ立ててテンションをキープってことはありますけど。
by 無糖 (2021-12-01 20:21) 

shimmy@reborn整骨院
コメントありがとうございます。
ヒットした後に岸際にロッドを寝かすか、本流側に寝かすかで魚が取る行動が変わってくるのかな。自分の場合は本流側にロッドを倒して堪えるパターンが多いのですが、そうすると魚は上流へ上流へと上っていってしまう。岸際にすると、逆に下流へ向かうのかどうか、ロッドをあちこちに倒すのは傷口を大きくしてしまいバラシの原因になるという意見もありますね。掛けた後は焦らず対応できるようにお稽古が必要だ。
by 無糖 (2021-12-01 20:29) 

左岸(上流から河口を見て左岸)からスイングさせてヒットした場合、にニジ君の左側蝶つがいにフッキングすると思いますのでその時に本流側にロッド寝かすとティペットがニジ君のボディに当たる方向なのでフッキングが甘いと外れ易いのと、ニジ君を反転させる方向に働くので結果上流に走ると思います。
あとは右上手投げでリール右巻きだとロッド持ち替えないとですよね。
スカジットなら左右どちらでもそこそこのキャスト出来る様に練習するとどっち岸でもどっちの風向きでも困らないですね。

by shimmy@reborn整骨院 (2021-12-04 10:55) 

shimmy@reborn整骨院
がっちりフッキングしてればバレルことは少ないんでしょうが、甘く掛かった場合はバラシ易い方向に誘導しちゃってるんですね。
左岸で釣る場合はキャスト後はどちらで投げたとしてもロッドは右手で持ってロッドワークしてると思います。魚がかかった場合にリールファイトに持ち込む時に左手に持ち替えますね。
左手投げも練習しておけばいろんなシチュエーションで対応が可能になるのでお稽古します。
by 無糖 (2021-12-04 23:53)