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WETフライフィッシングの課題 [釣り]

12月も中旬に差し掛かりましたが、今年はまだ暖かい日が続いている。来週からは冬の寒さが到来する予報なので寒さ対策が必要ですね。

今週もフライフィッシングデビューした友人とは天竜川ルアーフライ専用区に2回出釣したが、実は月曜日から金曜日まで毎日出かけていたんだね。よくも毎日1時間かけて釣り場へ通ったものだと呆れてしまう。一日中釣りをしていた訳ではなく、用事を済ませ時間が空いたら天気も良く何となく足が向いたって感じだ。

12月7日の月曜日は、翌日に友人の宮チャーと釣りに行く予定があったので、まだ彼がやったことのないグランド下を案内する為の下見に。今シーズンは自分自身もグランド下は初釣行である。グランド下の瀬付近は日陰になるので冬場は結構寒く敬遠しがちだ。瀬と瀬の下の流れがWET向きで過去にはいい思いをしたポイントでもある。釣り人の車はなく貸し切りなので、瀬の上から釣り下ってみたが反応は全くなかった。ちょっと期待外れとなってしまったが、もう少し下流までやってみることに。岩が顔を出している付近を探ってみると最初の1匹が掛かった。30センチほどで岸に寄せてスマホを出したらドロン。まあいいかと流し切った後、リトリーブで誘いをかけるとゴンとちょっといいサイズが乗った。40サイズでヒレピンの綺麗な魚体でしたが、またしても写真撮影の準備中にドロン。

翌日の火曜日は友人とグランド下の駐車場で待ち合わせ。昨日の様子からグランド下はあまり期待ができないので、釣りはやらずグランドの芝生の上でキャス錬を30分ほどやってもらった。風も強くやり辛かったがコツは掴んでもらったようだ。魚影の濃い中島へ移動しルースニングでまず1匹を狙うことにする。その日の活性は悪く午前中はボを喰らってしまった。昼飯の後、彼がWETやってみたいというので、ソフトハックルを結んでみた。ライズがある岸寄りのポイントで始めたら、なんと釣ってしまった。というか、彼曰く釣れないなあとよそ見をしたときにゴンと来たようだ。それ以降は反応なくその日の釣果はその1匹のみ。それでもWETで1匹釣れたからいいとのこと。オイラはというと、当たりはあったもののヒットさせることができずボを喰らっちまった。

12月9日の水曜日は午後から雲名へ出かけたら、意外にも駐車場は釣り人の車が多いではないか。まあ折角来たのでシングルWETでやってみることにした。減水気味であったがライズもあって魚っ気はあるようだ。常連のTさんに状況を聞いてみると一つ取ったよと言っていた。ライズはあるがなかなか口を使ってくれない様子。流れもゆっくりなので少しリトリーブ気味に釣り下って行くが当たりが出ません。瀬頭でやっと当たりがあったが乗りませんでした。瀬の中もやってみたが1回当たりがあったのみで渋い状況は変わらず。4人程フライマンがいたが釣れないですね。ライズはあるものの全く当たりが出ません。日も暮れてきて、こりゃダメかと諦めかけていたら瀬頭で待望のヒット。瀬にいる奴なのでなかなかトルクフル。岸に寄せようとした時に反転しプツン。残念ながらその日もデジタルキープできず。

12月10日の木曜日も性懲りもなくお昼から中島へ出釣。平日アングラーと言えども連日釣りになってしまうとは思いもよらず。満足できる釣りができていないので、ついつい通ってしまう症候群かも。駐車場に着くと先日LINE友にもなったYさんが常連さんとランチ中でした。ご挨拶をするとWETフライの話になり、彼のホイットレ―フライBOXを見せてもらうと、ボックスいっぱいに綺麗に巻かれたWETフライが。いやいやこれは凄いですね。オイラの稚拙なWETフライはとても見せられませんな。そういう彼も最近ではタイイングも昔のようにはやらなくなったと言ってましたが。車中泊で秋葉ダム近くの温泉へ入ってきたそうな。そんなライフも楽しんでいるんですね。

その日はダブルハンドのWETで勝負することにしたのだが、なかなか当たりがない。YさんはドライやWETで釣果を伸ばしている。彼のシングルハンドのキャスティングを見ていると実に美しい。やはり腕が違うなあと感じた次第。風の向きもあるんだがキャスティングがうまくいかない。シューティングヘッドはスカンジコンパクト330グレイン、ナイロンリーダー3Xにフロロティペット1.2号の組み合わせ。リーダーとティペットの接続は電車結びでドロッパー用に少し長めに10センチ枝ハリスを出す。第1プール下流の流れを釣り下って行くとゴンと待望の当たり。ロッドはグイグイと撓りジャンプして抵抗する。底に張り付いた様に上流へ登っていくのをリールファイトで堪えながら岸に寄せる。寄ってきたかなと思うとまたジーとリールのドラグが鳴く。ネットを準備してランディングする直前で反転し、その勢いで会えなくラインブレーク。リーダーとティペットの結び目で切れていた。気を取り直してティペットを1.5号に変更し、やや上流へ戻り釣り再開。しばらく当たりがなかったが、突然ガツンとひったくるような当たりが。グングンと首を振るので大物に間違いない。重くてロッドが伸されそうになりながら必死で堪えるが全く寄せられない。これを撮ればヒーローだぜと思い手繰り寄せてくると一気に反転しまたしてもラインブレーク。意気消沈してしまったが、気を取り直しもう一勝負することに。沈み岩の周りにフライを流していた時にゴンと当たりがあり、3度目の正直で慎重にやり取りしようとしたが岩にラインが擦れたのか、またまたラインブレークとどうしようもない。これで諦めがついて車に戻る。ほどなくYさんも上がってきたので、ラインブレークの話をすると結び目に関するノットの話題となり盛り上がった。

こんなにラインブレークを続けてした経験もなく、何かもやもや感が残った。今までにこのシステムで60センチ以上もランディングできていたのになぜだ。そういえばリーダーは今までフロロを使っていたが、今シーズンからナイロンに変更した。それはナイロンの特性として伸びがあるためショックの吸収には適していること。まてまて、ナイロンリーダー3Xにフロロティペット3X(1.5号)はまずくて、ナイロンリーダー2Xにする必要があるのかなと思った。帰宅してからあれこれWETフライフィッシングの教本とか見ながら反省と今後の課題への対策を考えている。

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今使っているティペットの種類をちょっとご紹介。メーカーや商品はフロロなのだが異なっている。強度が高いものは結構いい値段がする。そこまでこだわらなくてもいいのかとグレードの低いものもある。

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WETフライフィッシングの時はmontbellのバッグを愛用している。それほど必要な道具を入れる必要がないので、これで十分用を足している。フライボックスは外側がプラスティックで内側がアルミのホイットレ―です。
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ランディングネットをあまり使わないのだが、モンスターを取るにはやはり必要だなと思う。大型のネットは結構邪魔くさい感じがして折り畳みのタイプでも探そうかと思います。キャスティングがちょっと雑になってきてるので、冬場はキャス錬に励もうかなと。フライフィッシングは奥が深いですね。

12月11日の金曜日は、午後から友人と合流しシングルWETをやってみた。当日は放流日ともあり釣り人も13人程で多く、ポイントも限られる。ニジマスを積んだトラックが来る前から放流ポイントは釣り人でいっぱい。それを遠めに見ながら第2プールの中間でWETをやってみたが、ライズはあるものの全く当たりなしで終了。放流ポイントでは当然ながら釣れていたが、人が多い中で釣るのもあまり好きじゃないので釣りは切り上げ帰路に。来週は冷え込むので、またまた厳しくなるかな。



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