天竜川ルアーフライ専用区2月28日（有終の美）

2月も後半になり天竜川ルアーフライ専用区もラストスパート。西川からの砂が流れ込み中島第1プールに中洲ができた。この中州で右岸側の西川からの流れが遮断された。左岸側は秋葉ダムからの泥濁りが入り環境的にはあまりよろしくない。ポイントとしては第1プール右岸最下流が有望。

2月20日は前日の雨のせいで二俣川は泥濁り、これは釣りができるのか心配だった。先に中島に到着していた釣り友から、右岸はなんとか釣りができそうとのこと。とりあえず行ってみて考えることに。右岸駐車場から第1プールを見ると左岸は酷く濁って釣りになりそうもないが、右岸は西川からの流量があり釣りはできそうなのでやってみることに。この日は厳しい中でも釣り友は結果を出してくれた。結局、ネット係とカメラマンで終了。

3連休明けの2月26日は強風が吹く中での釣りだったが、よく遭遇するルアーの夫婦と並んで釣りを開始。ルアーが調子が良く隣でHITさせているのを横目で見ながら黙々とキャスト。しかし、幸運の女神は微笑んでくれない。釣り友がやってきてポイントを譲るとちゃっかり釣ってしまった。魚はいるんですがね。第2プールも探ってみたが反応なく、再度最下流でやってみた。釣り友は2匹目を釣って余裕の表情。BHエボレスヤーン黒で流していると待望のHIT。これで今日は帰れると思っていたら痛恨のバラシ。ティペットを見たらフライの結び目が縮れていた。戦意を喪失してその日は終了。釣り友はその日で釣り納めとするそうな。

ボが続いているため何とかしないと気持ちよく終われない。翌日は強風予想で釣りはお休みとした。風も和らぐ2月28日をラスト釣行と決め、前日にフライを巻いた。午前中は窓リフォームの立ち合いだったが10時ごろに終了し、そそくさと出かけた。釣り友は通院ということであったが、終わり次第ネット係で駆けつけてくれるとのこと。

第1プール右岸の駐車場には11時過ぎに到着。釣り人の車は4台ほど停まっていたが駐車することができた。プールを覗くと左岸は釣りになりそうもなく、右岸は釣り人が入っており入るところがない。

少し早飯にしてお昼時にポイント空くのを待つことに。言を担いでミニカツどん弁当を買ってきた。釣り支度をしてゆっくりとポイントに向かう。まだ狙っている最下流が空かないので中州から左岸側を流してみたが反応はない。時折濁りの中でライがあるのだが。ルアーマンとしばし情報交換をしていると、お昼のチャイムが鳴った。予想通り右岸の狙っていたポイントが空いた。こちらに歩いてくるのは知り合いのY田さん達だった。聞いてみたら、全くダメだってこと。これは厳しそうだなと思いつつ釣り始めたものの、当たりは来ません。暫くすると釣り友がやってきたので話をしながらキャストしているとマーカーに明確な当たり。合わせを入れると乗りました。今回は絶対逃がさないぞと慎重にやり取りしようと思った瞬間、いきなり対岸へ猛ダッシュ。余っていたラインをリールに巻いている時だったので、ラインがグリップのところで絡んだ状態に。このままじゃまずいと思いながらラインを解き難を逃れほっとした。ホウライマスの走りだね。上流へグングンと上りラインが引き出され、隣のフライマンに迷惑を掛けながらなんとか凌ぐ。下流へ移動したもののまだまだパワーがあり弱るのを待つ。ティペットは1.2号にしたから強度的には問題はない。やっと岸際に寄せ釣り友にネット係をお願いした。無事ネットインして記念撮影です。今回は被写体になることができやれやれです。体高のある６０ホウライマスでした。

これで帰れるなあと思いつつ、時間もまだ早いので釣りは継続。余裕はできたので力を抜いて流していると、マーカーがスッと沈み合わせ一発。先ほどの手応えはないが嬉しい2匹目。これもネット係を釣り友に頼み無事ネットイン。

第2プールのルアーマンが1匹掛けた。上流のフライマンもHITさせちょっと活性が上がったかと思ったが続きません。釣り友は3時になって帰路に。4時まで粘ってみたものの追加はできず寒くなってきたので今シーズンは終了としました。本日の当たりフライはBHマラブー黒＃１２でした。

最終日に有終の美を飾れてよかったよかった。来シーズンもまた楽しませてくれることを祈って帰路に。