地元の渓で鰭ピンアマゴ

４月に入り気温も上がり渓魚も活性が上がってきているだろうと地元の小渓流へ単独釣行。自宅から１時間ほどなので安近短の貴重なポイントです。渓相は小規模なので先行者がいたらアウト。１０時前に到着したが先行者の車はなく一安心。どこから入渓しようかと道路から川を覗き込み魚影を確認すると、小プールに回遊してるアマゴを発見。よしよしと斜面を下り堰堤上のプールから開始。

前回来た時は雨の後で杉の枯葉が河原に溜まってラインに絡みやり辛かったが、今回は雨で流されたかすっきりだったね。実績のあるブラウンパラ＃１４でスタート。このポイントは深みがあってお気に入りなのだが、砂でかなり埋まってしまい魚影も見えない。ここからの反応はなく上流へ移動し流れにキャストすると幸先よく飛び出した。活性がいいかなと思ってたらバラシ。まあこれから期待できるだろうと釣り上がってみたものの第２堰堤下プールまで釣果無し。

お昼までは時間があるので橋下まで釣り上がってみたが、ここも反応がありません。まあしょうがないと道路に上がり、第３堰堤上から釣り上がることに。チャラ瀬が続くのであまり期待できないが、出てるかもしれないと一様はキャストしながら探ってみたが、前回釣れたポイントからも反応なしでお昼になっちゃった。時々チビアマゴが足元から走っていくのでいないわけではないが。腹もそれほど空いてないので午後の部に突入。

大物実績があるこの渓流としては水深のある好ポイントに着き、岩陰に隠れて覗いてみたがクルージングしてるアマゴは見えない。ブラウンパラを流れ込みから流していくと、底から大きな魚影が近づき１回、２回とフライを追ったが見切られた。ライトケイヒルに替えてみたが出てくれなく、諦めて上流へ移動。渓相はいいのだがいかんせん反応がないまま疲れもたまってきた。昨日巻いたエルクヘアカディス＃１３を結び、少し遠めから流れ落ちから流してくるといきなりアタック。やっと本日１匹目が釣れました。７寸ほどのアマゴでしたが、この渓なら十分でしょう。ちょっと欲が出てもう１匹欲しいなあと釣り上がってみたものの追加ならず。

道路を下りながら、先ほど見切られたプールが気になり、再チャレンジすることに。もちろんフライはエルクヘアカディスです。岩陰に隠れ見つからないようにキャスト。すると２回目にあっさりとフライを咥えた。今回はTSR8.1feet＃３なのだが、ローリングしながらグイグイとロッドを絞り込んでくれる。浅瀬に誘導し無事ランディングしたのは鰭ピンの8寸アマゴでありました。もうこれで昼飯が美味しく食べれます。

この時期はエルクヘアカディスがいいんですかね。通常はボディーにハックルを巻くのだが、ハックルなしピーコックボディーにエルクヘアを乗せただけ。タイイングも簡単でマテリアルも少ない優れもの。視認性もいいのでもっと本数巻いておかないといけませんね。

ジムニーに戻りゆっくりと至福のお稲荷さんを食べ、食後のスウィーツはかりんとう饅頭。大満足とは言えないがいいアマゴに会えました。次回はニンフで岩魚をと思っております。