厳しい中での1匹

1月5日に天竜川ルアーフライ専用区で初物をキャッチできたので、ニ匹目のどじょうとばかり翌日の1月6日も午後から雲名へ出撃。

日曜日は結構風が強かったが、月曜日は冬だというのにポカポカと暖かく風も穏やかだ。しかし、こんな日は活性が上がらないのではと頭をよぎる。雲名に到着すると平日アングラーのT中さんが竿を振っていた。駐車場はガラガラで釣り人は少ない。遠鉄ストアで買ってきた焼肉弁当を食べてしばし腹ごしらえ。T中さんに挨拶して状況を聞いてみたが、厳しいようであった。橋の下流からのんびりと釣り下って行くが案の定全く反応がない。ライズもないまま時間が過ぎていく。瀬の下流に移動し大岩前辺りまでやってみたが結局無魚で終了。

1月10日は午前中に野暮用を済ませ、ランチは土蔵（どら）の醤油ラーメン＋焼き豚丼。ここのラーメンはお気に入りの一つ。時間ができたので、天候もいいし漁協が再放流するという情報もあり、平日アングラーは性懲りもなくまた雲名へ出かけた。ここのところ使っているタックルはTENRYU　FATES　９FEET＃６にWFフローティングにシンキングリーダーTYPE3＋フロロティペット0.8号、フライはビーズヘッドソフトハックルを1本結んでいる。

雲名に到着するとダブルハンドのフライマンが二人すでにポイントにいた。ゆっくりと釣り支度をして橋の上流をちょっとやってみたが釣れる気がしないので、橋の直下からゆっくりと探っていく。先行している二人の竿には反応がないようで川から上がっていった。上流では漁協さんのトラックがが見えたので放流しているようだ。こちらも当たりがなく、今日もダメかなと不安が過る。オーバーヘッドでキャストした際にビーズヘッドソフトハックルをロッドにあててしまいフライを失くす。ビーズヘッドに拘っても仕方ないと、ウェイト入りのマラブーオレンジに変更。sammyさん流に言えばLTMかな。このフライは結構実績ありでいつもフライボックスには常備している。ルースニングでもウェットでもどちらもよし。

フライを変えたからってすぐさま釣れるわけではない。流れに対して90度方向へキャストしフライを沈めラインのスラックを取りながら流していく。送り込んでテンションをかけた時にグンと当たりが来た。ロッドは撓り良型に間違いない。ガッチリとフッキングしたようでリールファイトしながら上流の浅瀬に無事ランディングさせた。50サイズのまあまあ綺麗なニジでありました。

この1匹で満足してしまったが、時間もあることからもうちょっと粘ってみることに。すると下流でライズが・・・。これでまたテンションが上がってしまった。ライズ付近にフライを送り込んでいくが、なかなか反応はない。流れに対して45度方向へキャストしフライが少し流れた時にガツンとヒット。これは楽しいぞとロッドで堪えていると激しくジャンプ一発。テンションがなくなりラインを回収すると痛恨のティペット切れ。その後はククッとチビニジらしき当たりはあったがそれが最後。4時過ぎに納竿とした。厳しい中での1匹は嬉しいね。

コメント 2

雲名は、中島と違って水が結構クリアなんですね。
濁り水が下っていく間に、濾されているんでしょうか。
ＪＰＯＷＥＲさんの放流も始まって、天竜はこれからが期待できるかもしれませんね。
沢山釣れればそれに越したことはありませんが、厳しい中での１尾ってのが嬉しいものだと思います。
自分も今週末か来週末あたりに、天竜へ出かけてみたいと思います。

by よねさん＠鱒美 (2020-01-13 08:39) 

よねさん＠鱒美さん
綺麗に写ってますが、中島に比べれば比較的にいい程度。
ダム放水が繰り返されるので、濁りが強い時もありますよ。
厳しい状況ですが、活性が上がるタイミング次第ですかね。

毎週の放流がどのくらい効果があるかですが、期待するしかないかな。
沢山は釣れなくてもいいので、ほどほどに反応してくれればと思います。
出撃先は雲名がメインになっちゃいますが、こちらに来る際はご連絡いただけるとうれしいです。
by 無糖 (2020-01-14 16:04)