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久しぶりの岐阜遠征 [釣り]

5月で退職し平日釣行も自由となったよ、なんて話を行きつけの床屋さんに話していたら、5月27日に岐阜方面へ行きませんかとお誘いがあった。床屋さんもフライマンです。以前は岐阜方面へ遠征していたが、ここのところ足が遠のいていたので、久しぶりに行ってみようと即OK。今回は初体験の渓ということもあり、期待でわくわくそわそわ。普段はフライタイイングも釣行前日に数本巻いて出かけるのだが、今回は岩魚の渓という事もあり、実績のあるエルクヘアカディスを久しぶりに巻いた。フロータント、リーダー、ティペットも新品に替えて準備は怠りなく。

当日は、目的の渓へ一番乗りを目指し早朝3時に自宅にお迎えにきてもらうことに。前日は10時半ごろにベッドに入った。目覚ましを2時にセットしたが、2時前に目が覚め起床。眠い目を擦りながら、忘れ物がないかもう一度持物チェック。3時が近づいてきたので門のところに出て、床屋さんのハイラックスを待っていると定刻通り到着。荷物を積んでいざ出発。

東名、東海環状、東海北陸道経由で荘川ICへ。ひるがの高原SAでトイレ休憩と朝飯、昼飯をコンビニで購入。荘川道の駅には6時前に到着し、再度休憩してから、途中で日釣り券を購入し目的地へ。車止めまで林道を進み、途中でカモシカ、小鹿、猿の家族と遭遇。先行者の車はなく、道路わきへ駐車しゆっくりと釣り支度。一日の釣りになるので昼飯のおにぎりとペットボトルを2本も忘れなくリュックへ。朝方は涼しいが日中は結構暑くなることが予想され水分補給は重要。

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川までは急斜面を慎重に降りる。川に立つと渓流の音と新緑が気持ちいい。期待に胸を膨らませながらロッドにリールをセットし、エルクヘアカディス#14を結ぶ。スタート地点から、岩魚が出てくれそうな素晴らしい渓相だ。おいらが先行させてもらい流れにフライをキャストし、フライを流し終わる直前でヒット。それも、なかなかの引きで大物の期待が。これは幸先がいいぞとファイトを楽しんでいると後半ふっと軽くなり痛恨のバラシ。下流に眼をやると、ガイド役の床屋さんのネットには岩魚が収まっているではないか。

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気を取り直して次のポイントへ。虫もかなり多く活性はよさそうだ。岩魚は岩裏の流れの巻にいることが多いが、流れからの反応がいい。フライに出てくれるがフッキングまで持っていけない。そういってるうちに、床屋さんはポンポンと岩魚を追加していく。いやいやこれはちょっと焦るな。フライをブラウンパラ#14に替えてみるが、相変わらずバラシの連続。バラシのシーンは動画で撮られてしまったらしい。それでも本日の初物がやっとヒットし無事にランディング。サイズはこの渓では小型であったが、それでもやっと緊張がちょっとほぐれた。床屋さん曰く、この渓でそのサイズはなかなか釣れないと。アベレージは24cmぐらいじゃないかなという事だった・・・。2匹目もサイズが小さい。

床屋さんはアベレージサイズを順調に追加。フライは何使ってると聞いてみると、エルクでやってますと。やっぱりエルクがいいかと、再度結びなおし釣りあがると、今度は水面を割りロッドをグイグイ絞る。ロッドは#1なのでなかなか寄せてこれない、そうこうしているうちに岩に潜られ引っ張ても出てこない。野呂川でも同じように岩に潜られたことがあり、その時はロッドのテンションを抜いてしまったためバラしてしまった苦い経験をした。今回はテンションをキープしたまま岩から出てくるまでしばらく待っていると、岩魚の反応がロッドに伝わってきた。岩魚が岩から出た感触で一気に勝負にでた。すると今度は下流に走ろうとするので下られないように堪えながらなんとかしのぐ。浅瀬に誘導しネットインを試みるが岩魚のパワーに負け、なかなかランディングできない。あたふたしながらもバレルことなくやっとキャッチできた。格好悪いやり取りを一部始終見守ってくれてありがとう。サイズは27cmと尺には届かないが、よく太っており満足できる魚体であった。その後は調子も上がってきて、アベレージサイズ以上の岩魚が飽きることなくロッドを曲げてくれた。

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デジタルキープする時間も多く、釣り上がりのペースもゆっくり。綺麗なプールのところでランチタイムにした。陽射しや風も心地よく久しぶりに味わう癒しの空間。

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気持ちよく午後の部を再開し、プールの上流からプールを覗くと岩の間に岩魚を発見。サイトフィッシングで岩魚の眼先にフライを落とすとふわーっと浮き上がり喰ったが・・・合わせ悪くバレた。今度は反対側の流れ落ちの巻ポイントへもエルクをポンと落とすと、またまた水面を割り、今度は合わせよくフッキング。
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その後もエルクは絶好調で、途中から何匹釣れたか数えるのも忘れてしまったほど。こんなにサイズもよく、数も釣れたのは今までになかったと思う。欲を言えば尺が出ればなおよかったが、それは欲張りというべきか。
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4時上がり予定であった最終地点の堰堤が見えてきた。堰堤を上がり、堰堤上流の流れ込みをやってみたが反応はなく、ここで本日は終了とした。ここから、てくてくと駐車ポイントまで歩き、ウェーダーを脱いで汗を拭いた。帰りに、ひるがの高原SAでソフトクリームを食べ、美合SAで遅い夕食とし9時過ぎに帰宅。帰宅後、お風呂に入り心地よい疲労感で早めに就寝。今回は本当に大満足できる釣行となった。さて次回はどこにパラダイスが待っているのか。


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令和元年初釣り [釣り]

5月1日から元号が令和になった。今年は大型連休で世間は10連休と話題になっているが、個人的な事情で、こちとらは永久連休に突入となった。5月2日から6日までは長男家族や次男、長女が帰省し賑やかに過ごした。釣りはというと全く行けてなかった。ちょっと空いた時間にフライを巻いた程度。

7日からまた普段の生活に戻り、8日に令和元年初釣りに愛知の渓へ。今回初釣り用にエルクヘアカディス2種とパラを2種準備。いつもなら会社へ出勤だが有休消化中の身で平日釣行となった。朝はゆっくりと9時前に自宅を出発し、目的地へは新東名ーR257経由で11時前に到着。平日という事もあり先行者の車もなくのんびりと釣りあがることに。公園前の流れからスタートしたが、出てもよそそうなポイントからは全く反応がない。パラ、エルクヘアと交換しながらキャストするが一向に当たりがなく、橋の下まで来てしまった。

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エルクヘアからパラに交換し流れにキャストするとフライを咥えた。結構引きも良いので期待したが、ニジマスでした。上流に養鱒場があるので逃げだしたやつかな。12時を回ったところでお昼タイムとした。

虫も飛んでるし、流れも悪くない、どう攻略しようかあれこれ考えたが、丁寧に行こうということで午後の部スタート。グレー系のパラでニジマスだったので、ブラウン系のパラに変更し釣りあがっていく。ブラウン系のパラは1本しか巻かなかったので、なんとか釣れてほしいなと思っていたら、アタックきました。ロッドをいい感じで曲げてくれます。寄せてくるとパーマークが見えた。やや黒っぽい色だが幅のあるいいアマゴだ。フライをガブリと飲んでしまったので、少し血が出ている。ブラウン系のフライはこれ1本だったが、ティペットを切ってフックは外さないことにした。

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これでちょっと気が楽になったので、お次は岩魚が欲しい。出そうなポイントからは反応がありません。GW中に攻められて渋くなっているのか。まあ時間はあるので雑にならないように探っていく。ちょっと水深のある岩魚が好きそうなポイントが現れた。ここで何とか結果を出したいなと、慎重に近づき岩に隠れながら、フライを流していく。フライはエルクヘアでボディーにピーコックハール。結構実績のあるフライです。
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やはりいました。ロッドをグイグイと絞ってくれ、いいサイズに間違いない。底に潜りなかなか上がってこない。やっと上がってきたのは鰭の立派な丸々した9寸岩魚でした。うれしい一匹です。
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岩魚はこういうところで捕食してるんですね。その後も反応は少なく、同じようなポイントで岩魚が出てくれたんですが、バラしちまいました。今回は反応が少なく厳しい釣りでしたが、いいサイズの岩魚が釣れたので満足です。さて次回はどこに行こうか思案中。



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